TOEIC試験の概要

TOEIC(トーイック)は、Test of English for International Communicationの略称で、

国際的なコミュニケーション能力を測定するための英語能力テストです。

この試験は、企業や教育機関における英語力の指標として広く利用されており、特に実務で使える英語能力を評価します。

そのため、大学受験などで必要とされる受験対策とはガラリと変わり、より実践的な英会話能力、リスニング能力が求められます。

対策していくには、まず敵を知ることから。

では、試験の基本情報から見ていきましょう。

試験の基本情報

  • 試験名:TOEIC(トーイック)
  • 正式名称:Test of English for International Communication
  • 試験時間:約2時間(日によって変化するがほとんど1分前後の振れ幅)
  • 試験形式:リスニングセクションとリーディングセクションの2部構成
  • 問題数:合計200問(リスニング:100問、リーディング:100問
  • スコア:リスニングとリーディングのセクションごとに、スコアが5点から495点の範囲で与えられ、合計で最高990点になります。

試験の内容

TOEICは、ビジネスや日常のコミュニケーションに関する英語力を測定することを目的としています。そのため、問題内容は、

  • 会話
  • メールのやり取り
  • プレゼンテーション
  • ビジネス会議
  • 旅行や日常生活

に関連したシーンが多く含まれています。大学受験対策などと比べて覚える単語のレパートリーが異なり、違った対策が必要となってきます。

リスニングセクション

リスニングセクションでは、音声を聞きながら、内容に関する問題に回答します。問題数は100問で、約45分間行われます。リスニングは、会話や短い講義、アナウンスメントなど、さまざまな形式の音声が使われます。

  • パート1: 写真描写問題(音声を聞いて写真と合致するものを選択)
  • パート2: 質問応答問題(音声の質問に適切な返答を選択)
  • パート3: 会話問題(2人以上の会話を聞いて質問に回答)
  • パート4: 説明文問題(1人の話者による説明を聞いて質問に回答)

リーディングセクション

リーディングセクションでは、短い文章を読み、内容に基づいて質問に答えます。問題数は100問で、75分間の制限時間があります。内容はビジネス関連の文章や、メール、広告、案内文など多岐にわたります。

  • パート5: 文法・語彙問題(空欄に適切な語句を入れる)
  • パート6: 文書補充問題(与えられた文章の中で空欄に適切な語句を補う)
  • パート7: 読解問題(複数の文章を読んで理解する)

まとめ

TOEICは、特にビジネスでの実用的な英語を評価するため、実際の会話やビジネスシーンで使われる英語に焦点を当てています。そのため、会話形式やメール、アナウンス、プレゼンテーションなど、現実的なシチュエーションに即した問題が多く出題されます。

また、リスニングセクションでは「音声の速さ」や「聞き取れるかどうか」がポイントとなり、リーディングセクションでは「速読力」「語彙力」「文法知識」が求められます。

この語彙力や文法知識などを蓄えるには、TOEICに対応した参考書を用いることを強くお勧めします。

目標スコアを達成するためには、リスニング力とリーディング力の両方をバランスよく鍛えることが重要です。毎日のコツコツとした学習が、高得点への近道となります。

一緒に頑張っていきましょう!

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